須田幸英税理士事務所 事務所通信 平成26年3月号掲載
ソチオリンピック閉幕
  ソチオリンピックが閉幕しました(パラリンピックの方はまだ終わっていません)が、そんなこととは関係なく確定申告の真っ只中です。
新潟県から3人のメダリストが誕生し、大変盛り上がったオリンピックだったのではないかと思います。
 しかし、前回このコーナーで、取り上げた浅田真央は残念ながら金メダルは取れませんでした。金メダルが確実視されたジャンプの高梨選手も4位という結果に終わりました。確かに、4年に一度の僅か数分数秒に体力、精神力のピークを持っていくことは至難の業と言えます。
浅田真央については「メダルには届かなかったけれど感動した」という主旨の報道が多かった気がします。
 私もショートプログラムで大失敗をした後のフリーでの演技は大変すばらしいものだったと思うし、大変感動しました。
 しかし、彼女自身今どう思っているのか気になるところです。今回のオリンピックにおいては、彼女にとって金メダル以外眼中になかったと思います。銀メダルは既に前回のオリンピックで獲得しているからです。無難なプログラムで演技をすればメダルには届いたかもしれませんが、それでは意味がありません。難しい演技にあえて挑戦した彼女に敬意を表したいと思います。
結果的には金メダルはとれませんでしたが、無難にまとめて銀メダル以下であったら悔いが残ったのではないかと思います。

 ところで、今後については今月行われる世界選手権に出場し、その後進退について決断するようですが、私個人としては次のオリンピックに向かって競技を続けてもらいたいと思っています。
肉体的な限界を感じているのであれば引退もやむを得ないと思いますが、そうでなければ悔いが残るのではないかと思うからです。以前紹介した京セラフィロソフィーの中にも「成功するまで諦めない」とあります。
 ソチオリンピックのフリーの演技で良しとするかどうかは浅田真央自身の判断ですが、中途半端な気持ちで決断して欲しくないと思います。

 こんなことを書きながらも、私の娘と同じ歳の浅田真央の心中を思うと大変な決断だと思うし、揺れ動いているのではないかと心配です。
これを親バカというのでしょう(たぶん

    
                所長 須田幸英
 事務所通信3月号掲載
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